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2008年1月30日 (水)

やさしい古事記講座(95) ウケヒ(誓約)4 お雛様、三女神について

  お雛様は誓約が発祥

 昨日、高天原の安の河で、天照大神がウケイをしている様子を、原文と現在の解釈で紹介した。その中で、お雛様の発祥は、この場面だと、書いておいた。文字や器具の無い時代に、話を残すのには「デコ(人形)」である。

 もう直ぐ雛祭である。この起源を正確に伝えるために、宇摩説を見直すのも良いだろう。昨日のコメントで、「それで、菱形か」と、入りました。菱形は当時の日本地図だと言うことを話しています。この時代の話だから、菱餅になるのです。

 鏡餅は、正月に分布と、翌日に宇摩説の見解を書きましたが、これらは、社会が丸くするために、稲作を教えて、二段、つまり、国々と高天原を象徴したものです。中津国が各地にあり、平野開拓に移るわけで、ウケヒはこの切っ掛けです。

 なお、トップに男女の二人、女が三人、下の段に男が五人、此の組み合わせはが一致する確率は、男が五人で、32分の1となり、確率論でも、無縁でないと成ります。これに、女神が三人重なると、256分の1になり、確定的です。

 現在のお雛様は、流し雛が発展したとしますが、上のように、天照大神の三女神が上段で、スサノオの五男神がその下の段になる。これ等が誓約に一致する上に、先の確率と伴なうため、間違いないと思います。

 こうなると、翁の夫婦は、各地に居た長老であると判って来ます。また、「玉の輿」を願って、嫁入り道具を供えますが、「玉の輿」のタマは、古代の権力者を意味したのであり、ウケヒでも、使われます。

 つまり、これは、高天原の学校(卑弥呼の奴婢)へ行けば、権力者の妻になったり、地域の女神になったりしたことから、出世し、「玉の輿」に乗る事になります。このような事で、まだ詳細解明に至ってないのですが、ほぼ間違いないでしょう。

  昨年のブログ

 昨年のブログは、原文を追うのでなく、重要箇所を簡単に書いているが、参考にされたい。読めば宇摩説の広い理解が出来ると思う。

 「卑弥呼の謎を解く(31) 古事記神話22
http://kabu003himiko.iza.ne.jp/blog/entry/43175/
誓約、神の交換。

 「卑弥呼の謎を解く(32) 古事記神話23
http://kabu003himiko.iza.ne.jp/blog/entry/45261/
誓約で子を産む。武光「天照大神は架空」。理想国家


  現在解釈

 故、ここに、各、天安河を中に置きて、宇気布(うけふ)時、
天照大御神、先ず、建速須佐之男命の佩(は)ける十拳(とつか)剣を乞い渡して、
三段に打ち折りて、ぬなとももゆらに(奴那登母母由良爾)、振り滌(すす)ぎて、
天のまない(真名井)に、さがみにかみて(佐賀美邇迦美而)、吹き棄てる気の狭霧になる神の名、
 多紀理毘売(たぎりびめ)命、亦御名、謂奥津嶋(おきつしま)比売命と言う。
次、市寸嶋比売(いちきしまひめ)命。亦の御名、謂狭依毘売(さよりびめ)命。
次、多岐都比売(たきつひめ)命。

  宇摩説解釈

 先に、イザナギ・イザナミの「コトドワタシ」には、巨石を中に置きました。大国主の交渉では、剣を突き立てています。ウケヒには、中間に何かを置くことが決まっていたようです。

 ヤクザの手打ちなどでされると言う、鯛の等の腹合わせは、本来、高天原の誓約の形式だったと思います。タイは、高天原を意味して、タイの仲立ちで、腹を合わせると言う儀式でしょう。ウケヒの一種です。

 此の場面では、安の河を中にしています。これまでの小競り合いを水に流すという意味があったものと思われます。

故、ここに、各、天安河を中に置きて、宇気布(うけふ)時、
天照大御神、先ず、建速須佐之男命の佩(は)ける十拳(とつか)剣を、乞い渡して、
三段に打ち折りて、ぬなとももゆらに(奴那登母母由良爾)、振り滌(すす)ぎて、
天のまない(真名井)に、さがみにかみて(佐賀美邇迦美而)、吹き棄てる気の狭霧になる神の名、
 多紀理毘売(たぎりびめ)命、亦御名、謂奥津嶋(おきつしま)比売命と言う。
次、市寸嶋比売(いちきしまひめ)命。亦の御名、謂狭依毘売(さよりびめ)命。
次、多岐都比売(たきつひめ)命。

 ここの解釈は、劇中の様子を欠いているので、表面上は、史学と余り変りません。しかし、神名で、別の話を残しています。次の語義で、宇摩説との違いを確認してください。 

  現在語義(* 宇摩説解明)

 語義も多くは同じですが、神名に関しては別の解釈に成ります。

誓約(うけひ) 神祇裁判(講談社)。生れる子が男か女かで判断している。
天安河(あまのやすかわ) 高天原にあると信ぜられた河。
乞度(こひわたし) 先方から貰い受けて。
  * 、「乞うを、渡した(伝えた)」と言う意味でしょう。
奴那登母母由良(ねなとももゆら) 玉の音もさやかに
天之真名井(あまのまない) 神聖な水を汲む井。
佐賀美邇迦美(さがみにかみ) 「さ」は接頭語。噛みに噛んで。
吹棄気吹之狭霧(ふきすてるいぶきのさぎり) 吐き出す息吹きの霧。

  ここから、神名解釈は、宇摩説特有に成る。

多紀理毘売命(たきりびめのみこと) 霧にちなんだ女神。
  * 田・霧だと、水の神なる。
  * 田・切だと、田の分配と、境界線の女神になる。

市寸嶋比売命(いちきしまひめ) 「いちき島」は、「斎き島」の意。神を祭る神聖な島。
  * 同

狭依毘売命
(さよりびめのみこと) 「さ」は接頭語。「より」は神霊の依りつく島。
  * サは神聖、依り代で、早苗などと、田の豊作を願う女神になる。

多岐都比売命(たきつひめのみこと) 「たきつ」は水が激しく流れる事。水神の名。
  * 滝だと、同じになる。
   焚きだと、祈願などに関係する神。この可能性が高い。
  * 田・(着、来、気)、津で、田に種など持ってきた神になろう。

 タキリ・サヨリ・タキツの女神は、全国の滝神社などの元の祭神を思わせる。語彙でもこの三女神は、田の神だった。厳島や宗像は、朝廷の稲作隠しのための、迷彩を思わせる。

 先に言ったように、朝廷は高天原を天上にして、地上の足跡を消した。これは、稲作の起源が残ると、地上に居た事が明確になるので、スサノオの開発は、隠されたのである。

 スサノオは、平野開拓をした。田圃ができると、天照大神は、次に必要な物事の女神を渡したと言える。ここでも、田に関係する物事なのに、古事記の迷彩に乗って、史学は無視して、別の神、海の神などにしている。

 海に任命されたスサノオは何もしなかった。ここで、海に関係する女神を得てもほとんど意味が無い。ただ、イザナギに「うなばらをシラセ」といわれた時に、授けられた女神であればできるので、スサノオの行動から再勉強して、再任も考えられる。

 以上の様に、宇摩説は、スサノオの平野開拓と解いている。そして、神話がお雛様として今に継承されているのに、人々には伝わってなかった。物が残れば何れ判ると思ったのであろう。こうして、またも、宇摩説によって、古代と現在の謎が解けた。

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